Menu の導入 †この節のsource類を、例によってmyapp09.tgzとして固めておく。 前節で、Document を置き換える準備が出来たので、menu を導入する。次節で file を開く実装を行うことにして、ここではまず File - Exit を選んで終了できるようにする。まずは resource.h に必要な定数を定義しておく。 // resource.h #ifndef RESOURCE_H_INCLUDED #define RESOURCE_H_INCLUDED #define IDC_MY_MAINMENU 129 #define IDM_FILE_EXIT 257 #define IDM_FILE_OPEN 258 #define IDS_MY_WINCLASS 1025 #define IDS_MY_APPTITLE 1026 #endif // RESOURCE_H_INCLUDED 次に resource.rc に MENU を入れる。 // resource.rc #include "resource.h" // Menu IDC_MY_MAINMENU MENU DISCARDABLE BEGIN POPUP "&File" BEGIN MENUITEM "&Open", IDM_FILE_OPEN, GRAYED MENUITEM SEPARATOR MENUITEM "E&xit", IDM_FILE_EXIT END END // String Table STRINGTABLE BEGIN IDS_MY_WINCLASS "MyAppWin" IDS_MY_APPTITLE "My Application" END 一応、menu には "開く(Open)" も用意しておくが、GRAYED を指定してこの段階では選択できないようにしておく。実行すると、下の図のように、"File - Exit" が選べるようになる。 |