CAMAC のシングルアクションを実行するためには上述の OPCODE 0x09 の SINGLE コマンドを 3929 へ送る. SINGLE コマンドの CDB の構造を表 2に示す.
CAMAC ファンクションが CAMAC 制御操作を指定しているなら, SCSI のデー タフェイズは起こらな い. CAMAC のリードまたはライト操作を指定しているなら, SCSI コマンドフェ イズの後に続いてデータ転送が行なわれる. SCSI データフェイズ中に転送され るバイト数は, CDB の MODE CONTROL で指定されたデータ長に依 存する. 16 ビット転送は 2 バイトを 24 ビットは 4 バイト を要求する. 3929 によりCAMAC操作の実行が終了した後, ステータス・バイトが 送られる. CAMAC操作がエラーのため中断された場合は CHECK CONDITION が送られる. この エラーは CAMAC Q, X 応答等のパラメタに依存する.
CAMAC シングルアクションを実行する際にデータ長や Q 応答等の設定を行なう MODE CONTROL (表 3)について説明する.