情報処理演習・実習(1998年度)第8回

(c) Copyright 1998 by Hirofumi Fujii
(LastUpdate:03-Jun-1998)

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プログラミング(6月04日)
先週使った表計算ソフトウェアなどを使うと、多くのデータの処理を簡単に 行うことができます。しかし、より細部にわたった処理や独自な処理を行お うとすると、用意されている機能だけでは不十分なことがあります。この ような場合、計算機(やアプリケーションプログラム)に一連の指示を記述し、 それを実行させることにより目的とする処理を行うことがよく行われます。 この目的とする処理のための一連の指示を記述することをプログラミングと 呼びます。

先週使った表計算ソフトウェア Microsoft Excel には、プログラミングする ための機能が備わっています。今週は、この機能を使って、より複雑な処理を 行ってみます。(「手引き」pp.223-244)

プログラミング言語

一連の指示を記述するためには、計算機(やアプリケーションプログラム)に 理解できる言語で記述する必要があります。これをプログラミング言語と 呼びます。プログラミング言語には、様々なものがありますが、Microsoft Excel では Visual Basic (for Excel) という言語で記述します。

例題

先週の課題ファイルをkadai3.txtとしてファイルに保存して、Excel に 読み込んだ状態だとします。この表で、例えば、文教、科学振興予算の中で、 前年度からの伸び率が最大の項目を選び出し、その項目名を各年度毎にセルに 示すプログラムをここに示します。


課題

課題4のファイルkadai4.txtとして ファイルに保存し、プログラムの部分をコピーして、kadai3.txt のデータを読み 込んだ Excel のマクロモジュールとして貼り付けた後、次の問題の答えを fujii 宛てに電子メールで送りなさい。 (課題4のファイルの前半に手順が書いてあります)。

問題
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