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USB CAMAC デバイスドライバ内部仕様
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USB-CAMAC デバイスドライバは CAMAC クレート・コントローラ 3929 に対して
USB 経由でSCSI コマンドを発行し CAMAC の制御を行う.
本節では USB-CAMAC デバイスドライバの内部構造とその動作を実際のコードを
交えて説明する.
はじめに Linux USB デバイスドライバのフレームワークについて説明する.
次に USB-CAMAC デバイスドライバの内部構造について述べる.
USB デバイスドライバは通常のキャラクタ型デバイスドライバ[9]と
ほぼ同じでありモジュールとしてカーネルに組み込みが可能である. まず
モジュール組み込み/削除時に使われるモジュール関連関数について説明する.
次に USB デバイスドライバで特徴的な USB装置の接続/取り外しに呼ばれる
probe() 関数と disconnect() 関数について説明する.
また open(), ioctl(), close() 等のファイル操作関数について説明する.
本デバイスドライバで定義したCAMACデータ転送に使用する関数について説明し,
最後に実際のCAMAC 操作で
デバイスドライバがどのような動作を行なっているかを説明する.
Kazuo Nakayoshi
Wed Jun 27 22:15:09 JST 2001