12-Jun-97
[インデックスページへ]
[先週へ]
本日やる(やった)こと
いままで、文書、画像、表などを個々に扱ってきました。
しかし、実際に自分が伝えたいことを表現する場合には、
これらを組み合わせて、よりわかりやすく表現したいと
思うでしょう。そのために、最近では、ワードプロセッサ
などに、画像や表などを置くことができるようになって
います。
今週(と来週)は、この典型的な例として MS-Word を使って
みましょう。
使い方は?
MS-Word の使い方は、情報処理実習用手引き
- 基本操作については、パソコン編 pp.69-89
- HTML文書の作成については、システム解説編 pp.86-90
に解説されています。また、MS-Word 自体についているヘルプ
機能も有用です。
MS-Word で文書を作るのは、基本的には「メモ帳」などで
文書を作るのと変わりません。しかし、(標準設定では)長い文や
文章は自動的に折り返してくれます。特定の単語や文を選んで、
文字の種類(フォント)や大きさを変えたりすることもできます。
ワードプロセッサと呼ばれるゆえんです。
画像を入れるには?
前に作ったビットマップ画像などを MS-Word の文書ファイルに
入れるには、
- 「挿入」->「オブジェクト」を選びます。
- 「オブジェクトの挿入」ウィンドウが出るので、「ファイルから」
のタグをクリックします。
- 「参照」をクリックすると、ファイル選択の画面が出ますので、
挿入したいファイル名をクリックして、「OK」をクリックします。
- すると「オブジェクトの挿入」画面の「ファイル名」の窓に
クリックしたファイル名が設定されるので、「OK」をクリックします。
これで画像が入ります。
入れた画像は、画像の部分をダブルクリックすると編集できるように
なります。
同じように、音楽ファイル(*.rmi、*.mid)や音声ファイル(*.wav)
などを入れることも出来ます。(ダブルクリックすると演奏が聞け
たり、音声が聞けたりします)。
リンク?
さて、「ファイルから」の画面に「リンク」と書いてある部分が
あることに気づいたでしょうか?これは一体何でしょう?
これを調べてみましょう。
まず、この部分にマークを付けずに画像を入れてみて、「名前を付けて
保存」してみましょう(例えば doc1.doc とします)。このファイルの
大きさ(バイト数)を調べてみて下さい。
次に、全く同じことを「リンク」にチェックマークをつけてやって
みましょう(文章などがある場合は、文章部分も全く同じにして、
違うのはチェックマークを付けたか、付けなかったかだけにします)
さっきとは違う名前(例えば doc2.doc )で「名前を付けて保存」
します。このファイルの大きさを調べてみて下さい。
更に、入れた画像ファイルの大きさも調べてみて下さい。
この段階で、一端 MS-Word を終了します。
何が変わるか?
ペイントを使って入れた画像ファイルを編集して「上書き保存」して
みましょう。つまり、入れたファイルの内容を変えてみるわけです。
画像の編集が終わったら、もう一度 doc1.doc と doc2.doc を
開いてみましょう。(「マイコンピュータ」->「3.5インチFD」
でファイル doc1.doc をダブルクリックする。doc2.doc も同様)。
同じでしょうか?
課題
これらのことから、「リンク」とは、どのようなことを
しているのか考えなさいというのが、今日の主題です。
(MS-Word のオブジェクトの挿入で「リンク」部分にマークを
つけるかつけないかで、「結果」と書いてある部分の説明が
変わります。この説明も参考にしましょう。)
きょうの[課題]は
ここをクリック。
[インデックスページへ]
[先週へ]