Jul 7, 2004 onlpara, Fedora Core 3 のインストール(その2) --- Fedora Core 3 インストール #2 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (http://www-online.kek.jp/~inoue/para-CAMAC/ Work/onlpara-Linux2.html) 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 物理、オンライングループ 井上 栄二 目的 onlpara に増設したローカルIDEハードディスクに上に、Fedora Core 3 を インストールする(その2)。 先にインストールしたシステムはソフト ウェア開発の過程で動作が思わしくなくなったので新たにインストールし 直す。 項目 (1). IDEハードディスクのパーティショニング (1-1). Red Hat 7.3 システムのチェック (2). Fedora Core 3 のインストール (3). インストール後の初期設定 (3-1). 文字化け対策 (3-2). /etc/shadow 修正 (3-3). GRUB 修正 (3-4). fstab 修正 (3-5). NFSの設定 (3-6). インストールしたパッケージ (3-7). Red HAt 7.3のホームディレクトリのマウント -------------------------------------------------------------------- (1). IDEハードディスクのパーティショニング onlpara に新たに増設した IDEハードディスクに Fedora Core 3 をインストー ルする。 これまで使用してきたRed Hat 7.3 のシステムはしばらくの間は残し ておく。 (1-1). Red Hat 7.3 システムのチェック [root@onlpara inoue]# /sbin/fdisk -l Disk /dev/hda: 40.0 GB, 40027029504 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 4866 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/hda1 * 1 650 5221093+ 83 Linux /dev/hda2 651 720 562275 82 Linux スワップ /dev/hda3 721 2000 10281600 83 Linux /dev/hda4 2001 4866 23021145 83 Linux Disk /dev/hdb: 250.0 GB, 250059350016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/hdb1 * 1 1275 10241406 83 Linux /dev/hdb2 1276 4923 29302560 83 Linux /dev/hdb3 4924 6198 10241437+ 83 Linux [root@onlpara inoue]# 調べたところ、現在 onlpara マシンのIDEハードディスクディスクは以下のよう に使用されている。 デバイス 内訳 /dev/hda1 Red Hat 7.3 システム /dev/hda2 Linux スワップ /dev/hda3 /home マウント用パーティション(ユーザホーム用) /dev/hda4 /home2 マウント用パーティション(NFS エクスポート用) /dev/hdb1 Fedora Core 3 Linux システム、不調(今はこのままにしておく) /dev/hdb2 現在は、空のファイルシステム /dev/hdb3 ここに、新規インストールする Fedora Core 3 Linux システムは新たに増設したディスクスペース /dev/hdb3 の 10GB領域にインストールする。 [root@onlpara /]# /sbin/fdisk /dev/hdb このディスクのシリンダ数は 30401 に設定されています。 間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合 に問題を生じうる事を確認しましょう: 1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO) 2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK) コマンド (m でヘルプ): m コマンドの動作 a ブート可能フラグをつける b bsd ディスクラベルを編集する c dos 互換フラグをつける d 領域を削除する l 既知の領域タイプをリスト表示する m このメニューを表示する n 新たに領域を作成する o 新たに空の DOS 領域テーブルを作成する p 領域テーブルを表示する q 変更を保存せずに終了する s 空の Sun ディスクラベルを作成する t 領域のシステム ID を変更する u 表示/項目ユニットを変更する v 領域テーブルを照合する w テーブルをディスクに書き込み、終了する x 特別な機能 (エキスパート専用) コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/hdb: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 30401 ユニット = シリンダ数 of 16065 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hdb1 * 1 1275 10241406 83 Linux /dev/hdb2 1276 4923 29302560 83 Linux コマンド (m でヘルプ): n コマンドアクション e 拡張 p 基本領域 (1-4) p 領域番号 (1-4): 3 最初 シリンダ (1-30401, 初期値 4924): 初期値 1 を使います 終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (4924-30401, 初期値 4924): +10000M コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/hdb: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 30401 ユニット = シリンダ数 of 16065 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hdb1 1 1275 10241406 83 Linux /dev/hdb2 1276 4923 29302560 83 Linux /dev/hdb3 4924 6198 10241437+ 83 Linux コマンド (m でヘルプ): w 領域テーブルは交換されました! ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。 ディスクを同期させます。 [root@onlpara /]# [root@onlpara /]# /sbin/mke2fs -j /dev/hdb1 : s filesystem will be automatically checked every 32 mounts or 180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override. [root@onlpara /]# [root@onlpara /]# mount -t ext3 /dev/hdb3 /mnt [root@onlpara /]# df -k Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on /dev/hda1 5139108 3240332 1637724 67% / /dev/hda3 10120052 3575760 6030212 38% /home /dev/hda4 22659860 6881848 14626956 32% /home2 none 256984 0 256984 0% /dev/shm /dev/hdb3 10080488 32828 9535592 1% /mnt [root@onlpara /]# Fedora Core 3 用のパーティションとして/dev/hdb3に10GB の領域を確保した。 続いて、Red Hat 7.3 のシステムの /tmpディレクトリに Fedora Core 3 用の インストーラを設置する。 [root@onlpara tmp]# pwd /tmp [root@onlpara tmp]# ls jd_sockV4 nova orbit-inoue orbit-root scrollkeeper-tempfile.0 [root@onlpara tmp]# ls -l /home2/onlpara-wrk/root/boot-FedoraCore3.tar.gz -rw-r--r-- 1 nfsnobod nfsnobod 4684238 12月 27 13:42 /home2/onlpara-wrk/root /boot-FedoraCore3.tar.gz [root@onlpara tmp]# [root@onlpara tmp]# tar xzf /home2/onlpara-wrk/root/boot-FedoraCore3.tar.gz [root@onlpara tmp]# ls -l 合計 40 drwxr-xr-x 2 root root 4096 12月 27 13:41 bootfc srwxr-xr-x 1 wnn wnn 0 1月 5 09:34 jd_sockV4 srwxrwxrwx 1 yasu yasu 0 6月 19 2003 nova drwx------ 2 inoue inoue 4096 1月 5 09:39 orbit-inoue drwx------ 2 root root 4096 4月 10 2003 orbit-root -rwxr--r-- 1 inoue inoue 27599 1月 5 09:34 scrollkeeper-tempfile.0 [root@onlpara tmp]# [root@onlpara tmp]# ls -l bootfc 合計 4688 -r--r--r-- 1 root root 2880 12月 27 13:41 TRANS.TBL -r--r--r-- 1 root root 2048 12月 27 13:41 boot.cat -rw-r--r-- 1 root root 292 12月 27 13:41 boot.msg -rw-r--r-- 1 root root 1034 12月 27 13:41 general.msg -rw-r--r-- 1 root root 3227144 12月 27 13:41 initrd.img -r--r--r-- 1 root root 9856 12月 27 13:41 isolinux.bin -r-xr-xr-x 1 root root 595 12月 27 13:41 isolinux.cfg -r--r--r-- 1 root root 81860 12月 27 13:41 memtest -rw-r--r-- 1 root root 788 12月 27 13:41 options.msg -rw-r--r-- 1 root root 872 12月 27 13:41 param.msg -rw-r--r-- 1 root root 490 12月 27 13:41 rescue.msg -rw-r--r-- 1 root root 549 12月 27 13:41 snake.msg -rw-r--r-- 1 root root 5692 12月 27 13:41 splash.lss -rw-r--r-- 1 root root 1418253 12月 27 13:41 vmlinuz [root@onlpara tmp]# 現在稼動中の Red Hat Linux 7.3 の GRUBの timeout 時間が 0 ではないことを 確認する。 [root@onlpara grub]# pwd /boot/grub [root@onlpara grub]# ls device.map ffs_stage1_5 menu.lst splash.xpm.gz vstafs_stage1_5 e2fs_stage1_5 grub.conf minix_stage1_5 stage1 xfs_stage1_5 fat_stage1_5 jfs_stage1_5 reiserfs_stage1_5 stage2 [root@onlpara grub]# cat grub.conf # grub.conf generated by anaconda # # Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that # all kernel and initrd paths are relative to /, eg. # root (hd0,0) # kernel /boot/vmlinuz-version ro root=/dev/hda1 # initrd /boot/initrd-version.img #boot=/dev/hda default=0 timeout=10 splashimage=(hd0,0)/boot/grub/splash.xpm.gz title Red Hat Linux (2.4.18-27.7.x) root (hd0,0) kernel /boot/vmlinuz-2.4.18-27.7.x ro root=/dev/hda1 hdc=ide-scsi initrd /boot/initrd-2.4.18-27.7.x.img [root@onlpara grub]# (2). Fedora Core 3 のインストール /tmp/bootfcディレクトリに設置した Fedora Core 3 installer を使って インストールを開始する。 注. GRUB がメニューを表示したところで "C" をキーインしてインタラクティブ モードに変更する。 そこでコマンドを入力して Fedora Core 3 installer を起動する。 : : インストーラは起動する。 Choose a Language What language would you like to use during the installation process? <=== "Japanese" を選択して "ok" を押す。 キーボードの種類 ご使用のキーボードの種類を指定してください。 <=== "jp106" を選択して "ok" を押す。 インストール方法 インストール対象のパッケージを含むメディアを指定してください。 <=== "HTTP" を選択して "ok" を押す。 TCP/IP を設定します このマシン用のIP 構成を入力してください。 各項目をドットで区切られた 10進表記のIPアドレ スとして入力する必要があります(たとえば、1.2.3.4) <=== 以下の情報をセットして "ok" を押す。 IP address: 130.87.***.*** Netmask: 255.255.***.*** Default gateway (IP): 130.87.***.*** Primary nameserver: 130.87.***.*** HTTPの設定 以下の情報を入力してください: ・ Webサーバの名前または IPアドレス ・ アーキテクチャ用の Fedora Core を含むサーバ上のディレクトリ <=== 以下の情報をセットして "ok" を押す。 Web site name: ftp.kddilabs.jp Red Hat directory: Linux/packages/fedora/core/3/i386/os/ Fedora Core へようこそ <=== "OK" を選択して Enter を押す。 アップグレード対象システム <=== "システムの再インストール" を選択して Enter を押す。 インストールの種類 インストールの種類を選択してください。 <=== "Server" を選択して Enter を押す。 ディスクパーティションの設定 <=== "Disk Druid" を選択して Enter を押す。 パーティション設定 <=== "Drive /dev/hdb3" を選択して "編集" を選択して Enter を押す。 パーティションの追加 <=== 以下のように設定して "OK" を選択して Enter を押す。 マウントポイント: / フォーマットしますか? <=== "フォーマットをしない" を選択して Enter を押す。 パーティション設定の画面に戻るのでここで、 <=== "Drive /dev/hdb1" を選択して "OK" を選択して Enter を押す。 ブートローダーの設定 <=== "GRUB を使用する" にチェックを付けて "OK" を選択して Enter を押す。 カーネルオプションの有無 <=== ブランクのままにして "OK" を選択して Enter を押す。 パスワード使用の有無 <=== GRUBパスワードを使用しないにして "OK" を選択して Enter を押す。 ブート可能なパーティションの指定 <=== "/dev/hdb1" を指定して "OK" を選択して Enter を押す。 ブートローダーのインストール場所 <=== "パーティションの先頭ブロック"を指定して "OK" を選択して Enter を 押す。 eth0用のネットワークの設定 <=== "起動時にアクティブにする”を指定して "OK" を選択して Enter を 押す。 その他ネットワークの設定 <=== 以下のように設定して "OK" を選択して Enter を押す。 ゲートウェイ: 130.87.***.*** 1番目の DNS: 130.87.***.*** 2番目の DNS: 130.87.***.*** 3番目の DNS: 130.87.***.*** ホスト名の設定 <=== 以下のように設定して "OK" を選択して Enter を押す。 手動で onlpara.kek.jp ファイヤーウォール設定 <=== 以下のように設定して "OK" を選択して Enter を押す。 ファイヤーウォールを有効にする。 Security Enhanced Linux <=== "アクティブ" を選択して "OK" を選択して Enter を押す。 言語サポート システムにインストールする追加の言語を選択してください。 <=== 以下の言語を選択して "OK" を選択して Enter を押す。 English (USA) Japanese 標準の言語 <=== "Japanese"を選択して "OK" を選択して Enter を押す。 タイムゾーンの選択 <=== "アジア/東京"を選択して "OK" を選択して Enter を押す。 Rootパスワードを設定 <=== "以下のように設定して "OK" を選択して Enter を押す。 Rootパスワード: **************** 確認: **************** ここでパッケージ情報の読み込みが始まる。 パッケージグループの選択 <=== "以下パッケージを選択して "OK" を選択して Enter を押す。 インストール合計容量: 6756MB * すべて インストール開始 <=== "OK" を選択して Enter を押す。 インストールが開始する。 インストールは正常に終了した。 パッケージの展開に役30分かかった。 注. Fedora Core 3 のインストーラでは、起動用のフロッピーディスク作成の 画面は表示されない。 完了 <=== "再起動" を選択して Enter を押す。 : GRUB version 0.91 (639K lower / 522496K upper memory) [ Minimal BASH-like line editing is supported. For the first word, TAB lists possible command completions. Anywhere else TAB lists the possible completions of a device/filename. ESC at any time exits. ] <--- ここで "c"キーを押してインタラクティブモードにして 手動でコマンドを入力する。 grub> : : grub> boot Fedora Core 3 が立ち上がって初期設定画面が表示された。 Welcome <=== "Next" をマウスでクリックする。 License Agreement <=== "Yes, I agree to the License Agreement" を選択して "Next" をマウスで クリックする。 Date and Time <=== "Next" をマウスでクリックする。 Display <=== 以下の設定のままで "Next" をマウスでクリックする。 Resolution: 800 x 600 Color Depth: Millions of Colors System User <=== 以下のように入力して "Next" をマウスでクリックする。 Username: inoue Full Name: Eiji Inoue Password: ******** Confirm Password: ****** "Use Network Login" ボタンをマウスでクリックする。 <=== "OK" をマウスでクリックする Authentication Use shadow Passwords Use MD5 Passwords 注. ここで複数のアカウントを設定すると、最後に入力したアカウントのみが登録 されてしまうので注意。 Sound Card <=== 何もしないで "Next" をマウスでクリックする。 Additional CDs <=== 何もしないで "Next" をマウスでクリックする。 Finish Setup <=== "Next" をマウスでクリックする。 ここでログイン用のウィンドウが起動した。 inoue のアカウントでログインしてみる。 ok. 正常にログインできた。 以降、細かな設定を行う。 参考: Fedora Core 3 のインストーラは、システムインストール時に "起動用の フロッピーディスク作成" を行わない。 どうしても、起動用フロッピー ディスクを欲しいのであれば以下の手順で作成できる。 SBC-Linux40.html#3-1の記事を参照。 (3). インストール後の初期設定 (3-1). 文字化け対策 デフォルト文字コードをUTF-8からEUCに変更する。 onlsun4[33]% ssh onlpara inoue@onlpara's password: Last login: Thu Jan 6 14:36:52 2005 from onlsun3.kek.jp [inoue@onlpara ~]$ ls -l ┗6 drwxr-xr-x 2 inoue inoue 4096 羌 16:38 Desktop -rw-r--r-- 1 inoue inoue 1098 羔 09:28 iptables.mem [inoue@onlpara ~]$ [root@onlpara sysconfig]# pwd /etc/sysconfig [root@onlpara sysconfig]# ls amd exim kudzu rhn apm-scripts firstboot lm_sensors samba apmd grub mouse saslauthd arpwatch harddisks named selinux authconfig hidd netdump sendmail autofs httpd netdump_id_dsa spamassassin bluetooth hwconf netdump_id_dsa.pub squid clock i18n network syslog console init network-scripts sysstat cyrus-imapd installinfo networking system-config-securitylevel desktop ip6tables-config ntpd system-config-users dhcp6s iptables pand system-logviewer dhcpd iptables-config pcmcia tux dhcrelay irda pgsql ups dictd irqbalance prelink vncservers diskdump kernel quagga xinetd dund keyboard radvd yppasswdd [root@onlpara sysconfig]# [root@onlpara sysconfig]# export LANG=C [root@onlpara sysconfig]# mv i18n i18n-org [root@onlpara sysconfig]# cp i18n-org i18n [root@onlpara sysconfig]# vi i18n LANG="ja_JP.eucJP" SUPPORTED="en_US.UTF-8:en_US:en:ja_JP.eucJP:ja_JP:ja" SYSFONT="latarcyrheb-sun16" ~ ~ "i18n" 3L, 101C written [root@onlpara sysconfig]# manコマンド実行時の文字化けに対応する。 [root@onlpara etc]# pwd /etc [root@onlpara etc]# ls -l man* -rw-r--r-- 1 root root 4638 Oct 14 04:39 man.config [root@onlpara etc]# mv man.config man.config-org [root@onlpara etc]# cp man.config-org man.config [root@onlpara etc]# [root@onlpara etc]# vi man.config : #PAGER /usr/bin/less -is PAGER /usr/bin/lv : "man.config" 143L, 4667C written [root@onlpara etc]# onlsun4[34]% ssh onlpara inoue@onlpara's password: Last login: Fri Jan 7 13:35:21 2005 from onlsun4.kek.jp [inoue@onlpara ~]$ ls -l 合計 16 drwxr-xr-x 2 inoue inoue 4096 1月 5 16:38 Desktop -rw-r--r-- 1 inoue inoue 1098 1月 6 09:28 iptables.mem [inoue@onlpara ~]$ [inoue@onlpara ~]$ man man man(1) man(1) 名前 man - オンラインマニュアルページを整形し表示する。 manpath - ユーザー個々のマニュアルページの検索パスを決める。 書式 man [-adfhktwW] [-m system] [-p string] [-C config_file] [-M path] [-P pager] [-S section_list] [section] name ... : : ok. 文字化けはなくなった。 注. キャラクタモードの場合には、konで文字化けはなくなる。 onlsun4[35]% ssh onlsbc1 inoue@onlsbc1's password: [inoue@onlsbc1 inoue]$ kon (3-2). /etc/shadow 修正 [root@onlpara inoue]# df -k Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hdb1 10080488 7063856 2504564 74% / none 257556 0 257556 0% /dev/shm /dev/hda4 22659860 6881848 14626956 32% /home2 [root@onlpara inoue]# mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt [root@onlpara inoue]# df -k Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hdb1 10080488 7063856 2504564 74% / none 257556 0 257556 0% /dev/shm /dev/hda4 22659860 6881848 14626956 32% /home2 /dev/hda1 5139108 3248416 1629640 67% /mnt [root@onlpara inoue]# [root@onlpara inoue]# /usr/sbin/vipw -s : ~ "/etc/ptmp" 58L, 2783C written このシステムではシャドウパスワードが使われています。 今すぐ /etc/shadow を編集しますか [y/n]? y : inoue:......... yasu:......... : "/etc/sptmp" 58L, 1706C written [root@onlpara inoue]# (3-3). GRUB 修正 MBR にインストールされている GRUB は、Red Hat 7.3 に実装されているもの である。 この GRUB はRed Hat 7.3 のシステムの /boot/grub/grub.confファ イルを使用する。 このファイルに Fedora Core 3 のシステム起動についての 記述を追記する。 [root@onlpara grub]# df -k Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hdb1 10080488 7072696 2495724 74% / none 257556 0 257556 0% /dev/shm /dev/hda4 22659860 6881848 14626956 32% /home2 /dev/hda1 5139108 3248416 1629640 67% /mnt [root@onlpara grub]# pwd /mnt/boot/grub [root@onlpara grub]# ls device.map ffs_stage1_5 menu.lst splash.xpm.gz vstafs_stage1_5 e2fs_stage1_5 grub.conf minix_stage1_5 stage1 xfs_stage1_5 fat_stage1_5 jfs_stage1_5 reiserfs_stage1_5 stage2 [root@onlpara grub]# [root@onlpara grub]# vi grub.conf : : [root@onlpara grub]# ディフォルトで Fedora Core 3 (2.6.9-1.667)のシステムが起動するように設定 した。 (3-4). fstab 修正 onlpara のマシンは CC/NET のソフトウェア開発支援用のマシンである。 NFS で資源を CC/NET に提供している。 エクスポートする資源の設定を行う。 [root@onlpara etc]# pwd /etc [root@onlpara etc]# cat fstab # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details LABEL=/12 / ext3 defaults 1 1 none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 none /dev/shm tmpfs defaults 0 0 none /proc proc defaults 0 0 none /sys sysfs defaults 0 0 /dev/hda2 swap swap defaults 0 0 /dev/hda3 /redhat73home ext3 defaults 1 2 /dev/hda4 /home2 ext3 defaults 1 2 /dev/hdc /media/cdrecorder auto pamconsole,fscontext=sys tem_u:object_r:removable_t,ro,exec,noauto,managed 0 0 /dev/fd0 /media/floppy auto pamconsole,fscontext=sys tem_u:object_r:removable_t,exec,noauto,managed 0 0 [root@onlpara etc]# [root@onlpara etc]# cat exports /home2/onlpara-wrk onlsbc1.kek.jp(rw,no_root_squash) /home2/onlpara-wrk onlsbc2.kek.jp(rw,no_root_squash) /home2/onlpara-wrk onlnote2.kek.jp(rw,no_root_squash) /home2/onlpara-wrk onlpc03.kek.jp(rw,no_root_squash) /home2/onlpara-wrk onlsun4.kek.jp(rw,no_root_squash) /home2/onlpara-wrk onl5v4.kek.jp(rw,no_root_squash) /usr/local/gcc-alt-2.95.2 onlsbc2.kek.jp(ro) [root@onlpara etc]# [root@onlpara etc]# [root@onlpara etc]# /usr/sbin/exportfs -ar exportfs: /etc/exports [1]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on lsbc1.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions exportfs: /etc/exports [2]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on lsbc2.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions exportfs: /etc/exports [3]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on lnote2.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions exportfs: /etc/exports [4]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on lpc03.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions exportfs: /etc/exports [5]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on lsun4.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions exportfs: /etc/exports [6]: No 'sync' or 'async' option specified for export "on l5v4.kek.jp:/home2/onlpara-wrk". Assuming default behaviour ('sync'). NOTE: this default has changed from previous versions [root@onlpara etc]# /dev/hda4 パーティションを /home2ディレクトリとしてエクスポートする。 (3-5). NFSの設定 NFSサーバの設定を行う。 注. 以下の作業では手動で設定しているが、コンソール上で [メインメニュー]、 [システム設定]、[サーバ設定]、[NFS] を実行すれば簡単に設定できるように なっている。 (3-6). インストールしたパッケージ onlpara のマシンにインストールしたパッケージのリスト。 (3-7). Red HAt 7.3のホームディレクトリのマウント Red Hat 7.3 のシステムで使用していたホームディレクトリを、Fedora Core 3 のユーザホームディレクトリの下にシンボリックリンクしておく。 [root@onlpara /]# pwd / [root@onlpara /]# ls bin etc initrd media opt sbin sys usr boot home lib misc proc selinux tftpboot var dev home2 lost+found mnt root srv tmp [root@onlpara /]# mkdir /redhat73home [root@onlpara /]# [root@onlpara etc]# pwd /etc [root@onlpara etc]# vi fstab # This file is edited by fstab-sync - see 'man fstab-sync' for details LABEL=/12 / ext3 defaults 1 1 none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 none /dev/shm tmpfs defaults 0 0 none /proc proc defaults 0 0 none /sys sysfs defaults 0 0 /dev/hda2 swap swap defaults 0 0 /dev/hda3 /redhat73home ext3 defaults 1 2 /dev/hda4 /home2 ext3 defaults 1 2 /dev/hdc /media/cdrecorder auto pamconsole,fscontext=sys tem_u:object_r:removable_t,ro,exec,noauto,managed 0 0 /dev/fd0 /media/floppy auto pamconsole,fscontext=sys tem_u:object_r:removable_t,exec,noauto,managed 0 0 ~ ~ [root@onlpara etc]# [root@onlpara etc]# mount -t ext3 /dev/hda3 /redhat73home [root@onlpara etc]# df -k Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/hdb3 10080520 7080640 2487812 74% / none 257556 0 257556 0% /dev/shm /dev/hda3 10120052 3575748 6030224 38% /redhat73home /dev/hda4 22659860 12809364 8699440 60% /home2 [root@onlpara etc]# [root@onlpara inoue]# ln -s /redhat73home/inoue redhat73home [root@onlpara inoue]# chown inoue:inoue redhat73home [root@onlpara inoue]# ls -l 合計 364 drwxr-xr-x 2 inoue inoue 4096 1月 5 16:38 Desktop -rw-r--r-- 1 inoue inoue 1098 1月 6 09:28 iptables.mem -rw-r--r-- 1 inoue inoue 166295 1月 7 15:27 onlpara-yum-list-Jan72005.html -rw-r--r-- 1 inoue inoue 165983 1月 7 14:40 onlpara-yum-list-Jan72005.log lrwxrwxrwx 1 root root 19 1月 7 16:27 redhat73home -> /redhat73home/inoue [root@onlpara inoue]# [root@onlpara yasu]# pwd /home/yasu [root@onlpara yasu]# ls -l 合計 8 drwxr-xr-x 2 yasu yasu 4096 1月 5 15:51 Desktop [root@onlpara yasu]# ln -s /redhat73home/yasu redhat73home [root@onlpara yasu]# ls -l 合計 12 drwxr-xr-x 2 yasu yasu 4096 1月 5 15:51 Desktop lrwxrwxrwx 1 root root 18 1月 7 16:34 redhat73home -> /redhat73home/yasu [root@onlpara yasu]# 以上で onlpara のマシンへの Fedora Core 3 のインストールと各種の設定を 終る。 以前、使用していた Red Hat 7.3 のシステムはそのまま残してあるので 必要ならば起動することは可能である。 onlpara にコンソールをつないで GRUB のメニューから Red Hat 7.3 のシステムを起動するように選択すればよい。 両方のシステムとも起動できることを確認した。 ---xxxx