コンピュータ用語
(Last Update: 12-Apr-1999)
Copyright (c) 1999 by Hirofumi Fujii
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Personal Computer (PC)
パーソナルコンピュータ(パソコン)
個人が占有して使う計算機のこと(何と簡単な説明!)。
パソコンはパーソナルコンピュータの下品な略語。
Server Computer
サーバコンピュータ
様々なサービスを提供するコンピュータのこと
(おいおい用語そのままじゃないか!)。
通常、提供されるサービスとして、
- ログイン(そのコンピュータシステム上でファイルの編集や
様々なプログラムの実行などを行うことができる)
- ファイル転送
- 電子メール配送
- 電子ニュース配送
- ホームページ提供
などがある。
Internet
インターネット
元来は、計算機ネットワーク同士を接続するためのネットワークのこと
(an internet)。現在では、通常、米国で開発され世界的に広まっていった、
ある特定の通信プロトコル(約束事)に従って構築されている世界規模の
ネットワーク(the Internet)を指す。また、その上で行われているサービス
(ホームページ、電子メール、電子ニュースグループなど)を指し示している
ことも多い(電話と言えば音声伝送サービスを指す場合も、電話網を指す場合も
あるのと同じ感覚で)。
歴史
(この項、Douglas E. Comer著 "Internetworking with TCP/IP"
Prentice Hall (1991) ISBN 0-13-468505-9 pp.6-8 より
抜粋意訳)
1970年代半ばに米国 DARPA (Defence Advanced Reserch Project Agency) が
計算機ネットワーク同士を接続するためのプロジェクトを始めた。通常、
これがインターネット(the Internet)開発の始まりとされている。同時に
DARPA は、ARPANET というネットワーク上で、パケットスイッチと呼ばれる
通信技術の開発にも出資をしていた。このような背景のもとに、1979年まで
に TCP/IP プロトコルとして知られている基本技術の確立がなされて
いった。
1983年には、この技術を用いたネットワークが実際に動き始め、この時点で
ARPANET のうち、軍事通信に使用する部分が MILNET として独立した。
一方ネットワーク研究の面では、TCP/IP プロトコルが University of California's
Berkeley Software Distribution (BSD UNIX) に実装され配布され始める。
BSD Distribution は、TCP/IP プロトコルを実装しただけでなく、UNIX 上で
行われていたサービスをネットワーク経由でも行えるようにするという
技術(SOCKET と呼ばれる)の開発を促した。
1986年、米国内のスーパーコンピュータ(当時6つのセンターがあった)の大学から
のネットワークアクセスを可能にするため、NFSNET がスタートする。これを機に、
米国の多くの大学にネットワークが導入されていき、インターネットは急速に
普及することになった。
Multi-Media
マルチメディア
複数の種類の媒体を使って信号や情報を伝送すること、またはそのシステム。
情報の世界では、その表現手段を媒体とみなして、複数の種類の表現手段を
使って情報を伝送すること、またはそのシステムをマルチメディアと呼ぶことが
多い。表現手段としては、
- 文字(文書)表現
- 画像表現
- 音声表現
- 映像(動画)表現
などが使われる。