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MySQL device support への AsynDriver の実装(2)

テスト環境
テスト内容・結果
今後の予定

テスト環境

ハードウエア

Server PC(Pentium II 300MHz, 196MB, DECchip 21140)
Client PC(Pentium II 350MHz, 126MB, Intel Corp. 82557/8/9)
Server PC(Xeon 3.2GHz, 2GB, Intel Corp. 82545EM)

ソフトウエア

EPICS 3.14.5
asynDriver 3.1
MySQL4.0.12
Client Programs(C)

データベース

11 Columns x 100, 200, ..., 1000
table format

テスト内容・結果

KEK 加速器施設の小田切氏の協力で、asynDriver を用いた MySQL Device サポートの実装がほぼ完了した。

asynDriver を利用する上で重要な概念、ポイント
- asynDriver: Device サポートと Driver の間にあるソフトウエア・レイヤである。
- interface: ソフトウエア・レイヤ間のコミュニケーションはこのinterface を介して行われる。具体的には interface は関数のポインターで構成せされるC言語の構造体である。
- port: メッセージが送られる実体。
- device: port に接続されている機器。GPIB の場合は、それぞれの port に15台までの device が接続できる。
- asynManager は asynDriver と通信するためのインターフェイスを提供する。
MySQL Device サポート実装のため行ったこと
- port は、MySQL Server と対応させる。
- device(address)は、現時点ではデータベースの行と列で指定されるデータとなっているが、これは再考の必要がある。これは現時点の ai/ao レコードを例えば aai レコードに変更すれば、device はデータベースのテーブル上の行にすることができ、より reasonable な対応になる。
- Driver: sqlDriver.c
  - 初期化: sqlDriverInit("nakadell", "nakayosi", "SQL_TEST", "howl_table200", 0)
    hostname, username, DB name, table name を指定して初期化を行う。
- Device Support: devMySql.c, devAiMySql.c
- Ai Record:
```
	  record(ai,"$(name):P$(port):A$(addr):ai") {
	         field(DESC, "MySQL select")
	         field(SCAN,"1 second")
	         field(DTYP,"MySql")
	         field(INP,"@$(port) $(mg) $(info) $(addr)")
	   }
```
  - mg: Magnet name in a table
  - info: One of parameter for the magnet

今後の予定

長期耐久テスト
配列型(aai/aao, waveform)レコードの実装、新レコードの実装