表計算ソフトウェアにおける情報表現(1) 表計算ソフトウェアでは、セルと呼ばれる箱を記憶単位として扱います。 もちろん、実際の計算機上での表現は0と1の組み合わせによる表現に なっているわけですが、使用者からは、あたかもセルが記憶単位である かのように扱えるようになっています。 Microsoft Excel を使って、次の課題をやりなさい。 (1)セルを記憶単位と考えた時、セルには、どのような情報を格納 させることができると考えられますか?色々確かめて列挙しなさい。 (2)B 列のセルの 1 行から 20 行までに数値が格納されている時、 B21 に、それらの数値の平均値を表示させるには、B21 のセルに 何を、どのような形で格納させればよいか記述しなさい。 C1 のセルと D1 のセルに数値が格納されているとして、 E1 には C1*C1 - D1*D1 の値を、また F1 には (C1-D1)*(C1+D1) の値 を表示させるようにして、更に G1 には E1 - F1 の値を表示させる ようにして次の課題をやりなさい。 ( * は積を表します。) (3)C1 に 1002 を D1 に 1001 を代入した時、E1, F1, G1 の 値は、それぞれどうなりますか?また C1 に 1.002 を、D1 に 1.001 を代入した時、E1, F1, G1 の値は、それぞれどうなりますか? (特に G1 の値に注意しなさい。) この現象について、数値などを色々変えてみて、何が格納される時に 問題が起こるのか、その理由も含めて推察しなさい。