C++入門第一回

C++入門第一回(2)

整数とその四則演算

#include <iostream>
int main()
{
	int a;
	a = 3;
	std::cout << a << '+' << 7 << '=' << (a + 7) << std::endl;
	return 0;
}

最初の3行までは前の例題と同じ。

4行目の

	int a;

は、整数型の変数 a を作れという意味。もう少し詳しく言うと 整数値を格納する記憶域を確保しろ、以後、そこの値を a という 名前で呼ぶぞという意味。

5行目

	a = 3;

は代入演算と呼ばれ、等号の右辺の演算を行った後 (今の場合は、ただ単に整数 3 が生じただけ)、生じた オブジェクトを左辺に代入せよという意味。

6行目は、hello world と同じ構造だが、左シフト演算子の左辺に 置かれているオブジェクトの型が異なる。左から順に、 整数(変数)オブジェクト a、文字オブジェクト +、 整数(定数)オブジェクト 7、文字オブジェクト =。 その次に足し算(二項演算)が来ているが、足し算の優先度が 先なので、先に足し算が行われ、その結果生じたオブジェクトが (左シフト演算子の右辺として)置かれる。つまり値 10 を 持つ整数が置かれる。


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Last-modified: 2010-05-21 (金) 13:50:11