From pc-sig-request@tkyux.phys.s.u-tokyo.ac.jp Tue Apr 2 14:42:24 1996 Date: Tue, 2 Apr 96 14:40:10 JST From: Hirofumi Fujii Message-Id: <9604020540.AA05468@onlnews.kek.jp> To: pc-sig@phys.s.u-tokyo.ac.jp Subject: MS VC++ 4.0 and e-mail Resent-Message-Id: <"RTtt93.0.Iu4.lvBOn"@tkyux> Resent-From: pc-sig@tkyux.phys.s.u-tokyo.ac.jp X-Mailing-List: archive/latest/857 X-Loop: pc-sig@tkyux.phys.s.u-tokyo.ac.jp Reply-To: pc-sig@tkyux.phys.s.u-tokyo.ac.jp Precedence: list Resent-Sender: pc-sig-request@tkyux.phys.s.u-tokyo.ac.jp Status: RO 藤井啓文@KEKです どうやら、なんとか年度末症候群を脱して一息ついている ところです。 Microsoft VC++ 4.0 がきたので、調べていたところ、 面白いことに気づきました。例によって、マウスグリグリで Skeleton ができるのですが、MessageAPI (MAPI) サポート を指定しておくと、送信というメニューが加わって、これ 何するものかと思ったら、MS-Mail で電子メールを送るん ですね。 で、例えば、絵を書くようなプログラムでは、UNIX マシンに メールしたら何が送られるのかやってみました。すると、 本文に MIME ヘッダと本体が Base64 encode されて 入ってました。もちろん、MS-Mail で受信すれば、送り先と 同じ形に戻るので、生成したアプリケーションが相手にも あれば、マウスクリックだけで絵を見たり、音を聞いたり できるというわけです。 まあ、機能的には別段驚くほどのことでは無いのだけれど、 VC++ で、このために特別記述することは何も無いという点が驚く。 (やれることに驚くのではなく、それが default で支援されてる ことが驚き。) どこでやっているのかまだ調べてないのですが、多分 Serialize を実装したら、その時点で可能になるのではないかと思っています。 こんなの流行だしたら、大学情報処理教育でよく使われる 電子メールうんぬんの課題なんかぶっとんでしまいそう。 # 本当は、こんなこと調べるつもりじゃなくて、VC++ 4.0 から # 添付されることになった Windows Socket Class を調べるつもり # だったのだが、、こちらもかなり調べはついてはいるのですが。 -- Hirofumi Fujii (KEK Online Group) Hirofumi.FUJII@kek.jp