Windows 95 のネットワーク環境
(LastUpdate: 13-Nov-2002)
(Update: 19-Aug-2002)
(Created: 07-May-2002)
注1:winsock2 update をあてた後、日本語環境に戻さないと、IP address の
入力等ができない(らしい)。このページの最後の方にも記述してあるように、これを
日本語環境に戻すには、
- 英語版メニュー %WINDIR%\System\Mstcp.dll を Mstcp.dll.eng などに改名
- 元の日本語版メニュー %WINDIR%\ws2bakup\mstcp.dll を
%WINDIR%\System\ フォルダ下にコピー。
とする。また、winipcfg が英語版になる関係であろうが、DHCP のリース期限の表示が
おかしくなる。これは上記対策では直らない(古い winipcfg に戻してはいけない)。
読めないわけではないので、このままにしておくのがよかろう。
Windows 98 用の winipcfg を持ってくればよいみたいであるが、ライセンスの問題が
あろう。
注2:
以下の記述のうち、DUN 1.3 及び DHCP の Y2K patch に関しては、より新しい
DUN 1.4 が存在する。Patch をあてる順番としては、
- 必要なら、Windows 95 Service Pack 1
- Windows 95 winsock2 update
- Dialup network 1.4 (DUN 1.4)
ということのようである。
はじめに
Windows 95 は Microsoft にとって最初の TCP/IP サポート製品であるので、
その後の製品に比べ、TCP/IP のネットワーク環境が貧弱であり、
いくつかの手当てが必要である。ここでは、それらについてまとめておく。
なお、参考にした情報は次の通り。
まず、patch 類であるが、
の二つがある。また、Winsock2 の update として、
これと、Microsoft の提供する
に情報がある。この中で、
- Windows 95 Service Pack 1
- dialup update msdun13.exe
- Windows 95 Winsock2 update (W95ws2setup.exe)
- Year 2000 patch y2kvdhcp.exe
について言及がある。これらの
関係がはっきりしない。一応ざっと読んだ感じでは、
- 必要なら(多分 OEM 版ではない場合)、Windows 95 SP1 をあてる。
これがあたっている場合は、Windows のバージョン番号が 4.00.950a になっている。
OEM 版の場合は、これより新しいバージョン番号になっていると思われる。
- Dialup を使う場合は、先に msdun13.exe をあてる。
- 次に Winsock2 の update (W95ws2setup.exe) をあてる。
この時、ネットワーク設定のメニューの一部が英語になる。
これを日本語に戻すには、
- 英語版メニュー %WINDIR%\System\Mstcp.dll を Mstcp.dll.eng などに改名
- 元の日本語版メニュー %WINDIR%\ws2bakup\mstcp.dll を
%WINDIR%\System\ フォルダ下にコピー。
- その後、DHCP の 2000年問題パッチ y2kvdhcp.exe をあてる。
- Windows 95 Q236926 update 236926USA5.exe をあてる。
ということのようである。
ネットワーク稼動情報等の取得
ネットワーク関連のパラメータや、稼動状況は以下のプログラムで
情報を得ることができる。
- winipcfg
- IP アドレス、Mac アドレス等、Windows configuration の値
- netstat -s
- Retransmisstion count 等、統計情報の取得