Aug 19, 2002
onlpara, Red Hat Linux 7.3 のインストール
--- インストール #1
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(http://www-online.kek.jp/~inoue/para-CAMAC/
Work/DELL-Linux.html)
高エネルギー加速器研究機構
素粒子原子核研究所
物理、オンライングループ
井上 栄二
(1). 現状確認
(A). DELL社製のPC, Dimension 4500 が届いた
(2). ここでやるべきこと
デスクトップPCにLinuxシステムをインストールする。
(3). ハードウェアの設置
(3-1). デスクトップPCの周り
ディスプレーには、EIZOの FlexScan L465を使用。 キーボードはDELLの
PS/2日本語キーボードを使用。 マウスはLogitec のUSBマウスをつないだ。
(3-2). Linuxインストールのための準備
CD-ROMからのインストールも可能だが、今回はSBCへのLinuxインストール時に
使用したキットをそのまま使って、同じ環境でFDDを使ってNFSをインストール
を行った。
NFSファイルサーバには onlsun4 を使用。 RedHat Linux 7.3のパッケージは
onlsun4:/space2/RedHat7.3/disk1 に展開しておいた。 CD-ROMインストール
と違って、NFSインストールでは途中でディスク交換の指示メッセージは表示
されない。 したがって、disk2中の必要なファイルは前もって適切なディレ
クトリーに配置しておく必要がある。 今回のインストールでは、
/space2/RedHat7.3/disk2/RedHat/RPMS下のファイルは全て事前に
/space2/RedHat7.3/disk1/RedHat/RPMSディレクトリーにコピーしておいた。
さらに、このディレクトリが、onlpara から見れるように share しておいた。
FDブートNFSインストールをやるので、フロッピー・ディスクにブート用の
イメージファイル RedHat7.3/disk1/images/bootnet.imgをコピーしておく。
(4). RedHat Linux 7.3 のインストール
(4-1). BIOS の設定
何も変更していない。 標準のまま。
(4-2). Linuxインストール
FDをセットして電源を入れる。
boot: <--- ここで Enterキーを押す
言語は Japanese を指定。 キーボードは jp106 を指定。 NFSインストール
を選択。
onlparaの IPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、ネームサーバを設定。
NFSサーバは onlsun4、RedHatディレクトリーは /space2/RedHat7.3/disk1。
IDEハードディスクは以下のようにパーティショニングした。
デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム
/dev/hda1 * 1 650 5221093+ 83 Linux
/dev/hda2 651 720 562275 82 Linux スワップ
/dev/hda3 721 2000 10281600 83 Linux
ブートローダはGRUB。 ブートローダのインストール場所は /dev/hda の MBR。
以降、インストーラの指示に従ってインストールを正常に終了した。 X も
含めて問題なく動作している。
(5). インストール後の設定
(5-1). BIOS の設定変更
何も変更していない。 標準のまま。
(6). Javaのインストール
(6-1). Java1.4.1をダウンロード
http://java.sun.com/j2se/1.4.1/ja/download.htmlのサイトから、Java1.4.1
の "Linux GNUZIP Tar シェルスクリプト" をダウンロードした。
(6-2). Java1.4.1をインストール&設定
ダウンロードした"j2sdk-1_4_1-rc-linux-i586.bin" を /usrディレクトリに
コピーした。
"j2sdk-1_4_1-rc-linux-i586.bin" を実行した。
chmod a+x j2sdk-1_4_1-rc-linux-i586.bin
./j2sdk-1_4_1-rc-linux-i586.bin
/usr/j2sdk1.4.1ディレクトリの下に Javaがインストールされた。 Javaの
シンボリック・リンクを張る。
ln -s j2sdk1.4.1 java
(6-3). ~/.bashrc の修正
[inoue@onlsbc1 inoue]$ cat .bashrc
# .bashrc
# User specific aliases and functions
# Source global definitions
if [ -f /etc/bashrc ]; then
. /etc/bashrc
fi
export PATH=$PATH:/usr/java/bin
[inoue@onlsbc1 inoue]$
[inoue@onlsbc1 inoue]$ java -version
java version "1.4.1-rc"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.1-rc-b19)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.1-rc-b19, mixed mode)
[inoue@onlsbc1 inoue]$
以上。
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